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日本発・グローバル展開を実施している素敵なクラウドソフトウェアについて。その1。

これぞクラウドソフトウェアビジネス、といったところの体現、めっちゃくちゃ素晴らしい…

グローバルニッチが素晴らしいっていう話(カリフォルニア & ニューヨーク一極集中じゃないか!!っていう話)を書いたんですけど、「日本発」という観点でも紹介したいと思います。

心から最大限の尊敬の念を込めつつ、日本発・グローバル展開に成功しているソフトウェア・Web/アプリ系のサービスを紹介してみます。これぞクラウドソフトウェアビジネス、といったところの体現、めっちゃくちゃ素晴らしい…

今回は B to B にフォーカスします。ツール系が多いかなぁ。
他、「あれー、このサービスは取り上げといたほうがいいんじゃ?」っていうのがあったら教えてくださいませ。※右下のFBメッセージボックスからお願い致します m(_ _)m

Gyazo / Gengo / WOVN.io / Prott

Gyazo

https://gyazo.com/ja スクリーンショットをクラウド経由で即座に共有できる(アップロードし、リンクを生成する)という至ってシンプルで特定用途に特化しているサービスです。そのシンプルさを突き詰めるためにデスクトップアプリなども提供しながら、サービス全体として親しみやすく、使いやすいものに仕上げています。

「スクショを共有する」という根本的にシンプルなモノを、エンタープライズ向けにも拡張して、サービスとして提供しています。課金モデルは基本無料のフリーミアム、有料は https://gyazo.com/pro で、個人向け¥390/月。

以前は Team版 の料金も公開されていた記憶があるのですが、改訂されたのでしょうか、全体としてはフリーミアム的価値提供・拡散の仕方で、ヘビーユーザーやEnterprise版で収益を上げるモデルのように見受けられます(Dropbox的ですね)。シンプルさがかっこいいので、個人的にはめっちゃ応援したいです。競合が割と熾烈な領域ではあります。

開発元である Nota Inc さん自体、なんだかスゴイかっこいいのです。京大のとある研究室出身の方々を中心に構成された技術力が強いチームで、CEOの洛西さんという方は、初期未踏エンジニアです。

Gyazo以外にもどんどんチャレンジを行い、モノを作っているみたいです。技術力と、最初からグローバル志向で行っている点が超ステキです。

Gengo

https://gengo.com/ja/ 旧称「myGengo」でしたね。翻訳したい文章をアップロードするだけで、世界各地の翻訳者が翻訳をしてくれる、というサービス。国内でも大手企業の採用が多そうです。

世界各地に翻訳者がいて、Gengoだけで多くの言語に対応可能、かつ、顧客がやる作業は「翻訳して欲しい文章を提供して、ちょっとだけ待つ」だけです。非常にわかりやすい価値ですね。

個人的に思う最大の特徴は、API経由での課金モデルを構築しており、また、それを再販しても良いと認めている点ではないかと思います。単語・文字単価で料金体系が明確になっているため、1文字あたりXX円(from-toの言語によって価格変動アリ)なので、API利用者がマーケティングさえうまくすれば、どんどん儲けを出すことができます。これはすなわち、間接的にOEMを行っているというような形と理解して違わないでしょう。

ソフトウェアビジネスにおいては、プロダクトが良いことを前提として、各市場に対して「いかにして売ってくれる人を味方につけるか」が、もっとも重要なんだろうなぁという感覚を抱きます。そして、それを実現する手段として、まずそこにいるプレイヤーを勝たせる、そのための仕組みを提供するということが、実質的・現実的に有効な手段に思えます。

AWSなどはまさに、「再販・代理店的販売しやすい」仕組みを構築し、いまやそれは盤石なものになっていますね。とりあえずAWSで良いんじゃないですか?っていう。

 

すみません意外と長くなってしまったので、
WOVNさん, Prottさんはまた次回、書きます…

川端 大介

STOVE,Inc. Design Engineer / Technology Architect , 代表取締役.
Webアプリ・オープンソース・クラウド・Ruby・PHP・Javascript・ビール・焼鳥・赤ちょうちん・焼酎・ハイボール・ガンダムなどが好物。