社内業務DXは6ステップで達成する

今回は、「社内業務のDXに取り組みたい」というお客様に対して、弊社STOVEが提供できるソリューションをご紹介します。

この文章の語り部

川端 大介

株式会社STOVE 代表 / エンジニア

1987年生まれ、北海道出身。早稲田大学社会科学部在学中のアルバイトでプログラミングを学んで没頭。卒業後、日本IBMにてIT法人営業を3年経験した後に、『自分の手でモノが作りたい』という気持ちが強く、フリーランスエンジニアとして独立。その後、株式会社STOVEを設立。
複数のプログラミング言語を駆使してサーバからUIデザインまでカバーし、隅々までこだわってしまうエンジニア魂を発揮します。高校ではラグビーをやっていました。AWS認定ソリューションアーキテクト。

DXは小さな変化の積み重ねが大切

ただ、その前に弊社にとって「DX」が意味するものを簡単にご説明させてください。
2018年頃から「デジタルトランスフォーメーション」という言葉が世に出てきました。
総務省のウェブサイトによると、この「デジタルトランスフォーメーション」が産業そのものを大きく変化させるだろう、と書かれています。
それはたとえば、
・データを活用した新たなサービスの展開
・自動化技術を活用した異業種との連携あるいは異業種への進出
・シェアリングサービスの展開

といった形で現れる、とありました。

そのため、「デジタルトランスフォーメーション」と聞くと大掛かりな新規事業を想像しがちなのですが、今挙げた大きな変化も、実は小さな変化の積み重ねによって実現しているということを忘れないでほしいですね。
それこそ、バラバラの書類やExcelデータをオンラインで統合する、という基礎的なデジタル化を着実に積み重ねていくことが、最終的に大きな変化を可能にするんですよ。
ですので、弊社のDX支援も、最初は一部門などのミニマムな範囲から進めていきます。

高速アジャイル開発が業務プロセスを着実に改善する

企業のDX化に際し、従来の大手ITベンダーのようなウォーターフォール型開発を選択した場合、
・現場や部署の業務にマッチしたデジタル化が難しい
・開発期間が長期化しやすく、コストも際限がない

という傾向があるため、いざデジタル化に取り組んでみても、結局は競合他社や海外企業に遅れをとりがちでした。

一方、弊社のDX支援は「高速アジャイル型開発」を採択しているため、ウォーターフォール型開発では想像もつかない速さでシステムの開発・改善、ひいては業務のデジタル化が可能です。
この「高速アジャイル開発」では、システムを開発する→実際に利用してもらう→フィードバックをもらう→システムを改善する、というサイクルを高速で回転させます。
だからこそ、業務プロセスの着実な改善、ひいては現場の社員さんの幸せを実現する「デジタル進化」を迅速に達成できるんですね。

4段階のデジタル進化

この「デジタル進化」した状態を弊社では4つのレベルに分けています。
これから、レベル別のデジタル進化が、お客さまにとってどのような状態を示すのか解説します。

レベル1:ツールの電子化
複数のExcelファイルを駆使して業務を管理している状態です。
これは皆さんも想像しやすいのではないでしょうか。
このレベルには「○○さんしかわからない」という属人性の高い業務が発生しがちで、かつ、手作業の集計が多数発生するため、早急にデジタル進化をする必要があります。

レベル2:業務のデジタル化
パッケージソフトを導入した状態を想像していただくとわかりやすいでしょう。
パッケージソフトのおかげでデータ入力・蓄積ができているので、業務のデジタル化が一応できていると言って差し支えありません。
ただ、実際に細かく見ていくと、次のような状態であることが多いようです。
・パッケージソフトを利用できるのは事務所のみで、現場は非対応
・現場のノウハウと乖離しており、大事なデータが欠けている
・情報の連携をさせるために、書類やExcelファイルを利用している

その意味で、完全にデジタル化しているとは言いがたい状態です。

レベル3:デジタル活用の高度化
IoT・RPA・AIなどを適切に活用して業務を半自動化したり、意思決定に役立つ情報をスピーティーに引き出したりすることができる状態です。
この状態では、現場のノウハウがきちんとデジタル化されており、業務に寄り添ったシステムやヒトに合わせたソフトウェアが稼働しています。
データベースの中に業務データが全て入っているので、たとえば次のようなことも可能です。
・月次でレポートを出力できる
・過去の受注情報を活かして受注予測を立てる
また、システムの改善にはIoTやクラウドを活用しているので、さらなる進化も期待できるでしょう。

レベル4:企業間のデジタル化
企業間取引において、受発注などのやり取りをデジタルで完結できる状態です。
この状態に導くには、法律や制度の変更が必要なので、今の日本ではまだ少し時間がかかるでしょう。

ですから、弊社がお客様に提案しているのは、レベル3の状態を目指していこう、ということです。
これは、パッケージソフトを導入したままの状態から、高度にデジタル活用ができている状態に進化することを意味します。
レベル3に進化すると、次のようなメリットがあります。
・社員の生産性の向上
・顧客サービスの改善
・業界内における優位性の創出・競争力の強化

これらのメリットは、まさにビジネスで勝ち抜くために必須のものだと思いませんか?

DX化に必要な6ステップ

弊社では、製造業DXをレベル3まで引き上げるために、6つのステップをたどるようにしています。
ここでは、その6ステップをざっとご紹介します。

ステップ1:調査とゴール設定
ステップ2:プロトタイプの迅速な立ち上げ
ステップ3:プロトタイプ使用後のフィードバック回収
ステップ4:試験運用ーステップ2と3の高速回転
ステップ5:本番稼働
ステップ6:横の領域への展開

ステップ4を経ると、徐々に業務に寄り添ったソフトウェアができあがってきます。
しかしそこで完成とするのではなく、あくまでもそれを土台として進化を続けていくんですよ。
そしてステップ6「横の領域への展開」に突入します。
“横の領域”とは、最初のプロジェクトでデジタル化した業務領域と関連する業務のことです。

社内業務は、各々の領域が密接に絡み合って成り立っていますから、1つの領域をデジタル化しただけではデジタルの真の力を得られたとは言えません。
会社を本当の意味でデジタル進化させるためには、最初のプロジェクトで達成したことを別の部署でも行う必要があります

これを可能にするのが、冒頭でも述べた「高速アジャイル開発」です。
この開発手法なら、どのような現場にもフィットしたシステムを迅速に開発・改善することができるため、会社全体のデジタル化が可能なんです。

まとめ

今回は、社内業務をDX化する手法についてお話しさせていただきました。
社内業務のDX化に向けて、どこから手をつければいいかわからない、といったお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ぜひとも一緒に業務改善に取り組ませていただければと思っております。