主軸プロダクト・CORE Frameworkのご紹介

弊社STOVEの主軸プロダクトである「CORE Framework」についてご紹介します。
この「CORE Framework」最大の特徴は、ノーコードで拡張が可能な“業務に寄り添うソフトウェア”を作れるクラウドサービスだということです。

ですから、このサービスを利用すれば、
・システム開発の工数を劇的に削減させる
・高速アジャイル開発を実現する

ことが可能です。

CORE Frameworkは、“真に業務にフィットしたデジタル基盤の構築”を可能にします。
このようなデジタル基盤があれば、デジタル的な進化をし続けられる環境を作ることができるでしょう。

この文章の語り部

川端 大介

株式会社STOVE 代表 / エンジニア

1987年生まれ、北海道出身。早稲田大学社会科学部在学中のアルバイトでプログラミングを学んで没頭。卒業後、日本IBMにてIT法人営業を3年経験した後に、『自分の手でモノが作りたい』という気持ちが強く、フリーランスエンジニアとして独立。その後、株式会社STOVEを設立。
複数のプログラミング言語を駆使してサーバからUIデザインまでカバーし、隅々までこだわってしまうエンジニア魂を発揮します。高校ではラグビーをやっていました。AWS認定ソリューションアーキテクト。

CORE Framework開発の経緯

まず、弊社がCORE Frameworkを開発した背景と目的についてご説明します。

弊社は、ECサイトから製造業のDXまで、幅広いプロジェクトに携わるなかで、あるひとつのことに気づきました。
それは、ECサイトであれ、製造業DXであれ、究極的には“同じもの”を開発しているということです。
そして、開発しているものが同じなら、それらを共通化できるシステムがあれば、より効率的に開発を進められるのではないかと考えました。
この考えをもとに2017年頃から開発・運用を開始したのが、このCORE Frameworkです。
今では弊社の全プロジェクトで利用しています。

CORE Frameworkの開発にあたって、既存のオープンソース・フレームワークやノーコードツールも検討しましたが、それぞれ欠点がありました。
オープンソースだとソースコードを利用しなければいけないので、エンジニアが必要です。
一方、ノーコードツールは拡張性に問題があり、他のシステムと融合させることが難しかったんです。

これらの問題を解消するためにも、独自に開発する必要がありました。
ただ、その結果、上記のような既存システムで生じる問題は、CORE Frameworkではきっちりクリアできています。
CORE Frameworkでは、データベース定義を管理画面からすぐにノーコードで設定することができて、かつフォーム入力も柔軟に制御することが可能です。
このサービスの細かい利用方法や機能の紹介については、別途記事やYouTubeでご紹介していますので、気になった方はそちらもご覧ください。

会社全体のデータベースとして利用可能

先ほども申し上げたとおり、CORE Frameworkでは、
・管理画面からデータベース構造を設定していくこと
・フォーム入力を柔軟に制御すること

が可能です。
この機能を活用すれば、データの選択肢によって入力フォームの表示を出し分けたり、すぐに業務用の画面を構築したりすることもできます。
また、API・Webhookは自動で生成されるので、外部システムと連携するためにカスタマイズの必要がないのも大きな特徴です。

さらに、CORE Frameworkは、会社全体のデータベースとして利用することを想定しているので、アプリケーションの構造自体を自由に変更できるようになっており、各現場の要望にしっかりと答えられます。
たとえば、CORE Frameworkを導入するだけで、
・勤怠管理
・日報記録
・経費精算
・会計経理
・生産管理
・在庫管理…etc
このように、多様なアプリケーションを作ることが可能です。

そして機密情報の漏洩防止という点でもCORE Frameworkは優秀です。
ログインできるユーザーの管理、つまり権限管理にデフォルトで対応しているので、部署ごとやチームごとに権限を自在に設定することが可能なので、安心して利用することができます。

データ移行の手間は不要

CORE FrameworkのデータベースはSQLを使用しているので、Oracle Database、PostgreSQL、MySQLなどSQL系データベースに対応できます。
現行のデータベースをそのまま利用することもできますし、CORE Frameworkは現行のデータベースを引き継げるため、データ移行の手間もかかりません

実際、大きな組織になるとデータベースが大規模化しているため、それを移行するだけでも大変ですよね。
その点、CORE Frameworkなら、データベース側に業務ロジックが組み込まれたストアドプロシージャなども移行する必要がないので、大きな組織にとっても導入しやすいのではないでしょうか。

現場のニーズに応えてきたシステムだからできること

CORE Frameworkでは、リレーションシップ定義も管理画面からできます。
また、画像や動画などのファイルをアップロードするためのファイル管理にはデフォルトで対応していますし、Excelファイル・CSVファイルを使った一括のインポート・エクスポートにも標準で対応しています。
ExcelファイルやCSVファイルにはさまざまな特殊フォーマットがありますが、どんな形式のデータでも取り込むことが可能です。

また、データの変更履歴を随時記録しますので、監査が入ったときや間違ってデータを消してしまったときも、変更履歴を参照すればただちにデータの復旧が可能です。
こうした運用上の安全を担保する基本的な機能も完備しているので、安心してご利用いただけます。

まとめ

弊社の主軸プロダクトである「CORE Framework」は、ノーコードで拡張が可能な“業務に寄り添うソフトウェア”を作れるクラウドサービスです。
このシステムを利用することで、システム開発にかかる工数を劇的に削減したり、高速アジャイル開発をしたりすることが可能です。
そのため、OJT型DXを強力に推進していくこともできるでしょう。
こちらのサービスに興味を持っていただけた方は、お気軽にご連絡ください。